第2章は、変化する値を「線」に見立てて同値分割・境界値分析について。この基本的なテスト技法については大切なことが2つ書かれてます。
一つは、図式化。学校で数直線なるものをよく書いたと思うけど、仕様を「線」や「ベン図・オイラー図」といった図式化することが理解を深める。特に「線」のように一列にすることで、同値クラスと境界を見やすくできる特色がある。ベン図・オイラー図はどちらかというと領域の個数やありえない領域を理解したい場合に使うとよい。
もう一つは、無効同値は単独で確認すること。どんなに小さな単位のテストでも目的があって、無効同値を組み合わせるとその目的がぼやけてしまう。このあたりは論理関係の確認でも同様。このあたりはもしかしたらプログラマのほうが得意なんじゃないかな、実装が見えている分。
本文では簡単な例題がいくつか掲載されているが、例えば境界仕様に自由度をもった仕様(個数単価の仕様をスーパーマーケット側が設定可能な場合)もちょっと考えてみようかな。
それにしても負荷テストは成功しないよなあ。。。
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